先日、私がある会社のマネジメント層の方とお話をさせていただいた時に感じたことを今日は記事にしようと思います。

 

二人で会議室で打ち合わせをしていた時に、ふと次のような会話になりました。

 

「齊藤さんのようなお仕事なら事業がわかっているから失敗も少ないですよね?」

 

私は「いえ、今までやってきたことはほとんどが失敗ですよ。残ったものを伸ばすようにしています」と言いました。

 

先方は「はは(笑)失敗ばかりですか?ダメじゃないですか?(笑)」と言われました。

 

全ての方ではないですが、組織のマネジメント層にこのように考える方がいるのが日本の組織の弱いところなのではないでしょうか?

 

元来事業は失敗リスクが大きいと思います。

 

事業を成功させるためには、リスクとリターンや経営資源を考えて、あらゆる手を試して、どの方法がプラスに働くかを試していく必要があります。

 

現在、巨大になっている企業でさえたくさんの失敗を繰り返して大きくなり、現在でも失敗をしながら成長しているはずです。

 

ユニクロの柳井正会長などはそのことを書籍にタイトルにし、「一勝九敗」だと語っています。

 

失敗が多いのは、挑戦をした数が多いということです。

 

その挑戦の数を評価される社会になることが望ましいのではないでしょうか?

 

失敗したら損ではなく、挑戦をしたら得になる仕組みが必要だと思います。

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