ビジネスの世界では、「具体的に」話をした方が評価が良いのが一般的です。

しかし、具体的な例(例え話など)を使う人が説明をしたいのは、抽象的なことを理解してもらいたいから使っています。

スケジュール管理が大事(抽象的)という話を伝えるために、お客様のところに遅刻せず5分前に着くと良い(具体的)などを伝えて話をします。

ただ受取手がこの抽象的な考えを理解することができないと、「いや、私のお客様は5分前に着いたからって何も変わらない」と具体的な話の部分しか受け取れなかったり、「なんかピンと来ません」などという反応になってしまいます。

もちろん伝える側の具体例が悪い場合もあります。野球を全くわからない人に野球の例え話をするとか・・・です。

話し手が知っておかないといけないのは、抽象的な話を伝えるのに具体的な話を使っても理解ができない人が結構な割合でいることです。

複数名で話をしていると、抽象的な話を理解できる人が「いや、今のは一つの例で言ってくれてるんだよ」となりますが1対1の場合は注意しないといけません。

とにかく何かを伝えるのは本当に難しいですね。

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