仕事柄たくさんの書籍に目を通します。

 

もともと本を読むのが好きなので歴史本から最近の流行りの本まで読みますが、やはり仕事で使える本を読むことが多いです。

 

繰り返し繰り返し読む本には昔からの名著が多く「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント」「孫子の兵法」「戦争論」などを読んでいます。

 

今回は最近読んだ本の中で(読み返した本ばかりなので最新の本ということではありません)、これなら経営者の方が読んですぐに実践に使えるのではないかという本をご紹介します。

 

 

実践 顧客起点マーケティング

ニュースアプリのスマートニュースを世に広めたマーケターである西口一希氏が書いたマーケティング手法を指南する書籍です。

 

読みやすいという本ではありませんが、既存のお客様をしっかりと段階ごとに把握し、そのお客様一人からしっかり話を聞くことでアイデアを見つけていく・・・という趣旨の本です。

 

すでにある程度ビジネスが回っているがどうももう一つ上に突破できない、どこに手をつけたら良いのかわからないという経営者の方にはオススメです。

 

ご自身の会社の問題、課題が新規顧客の開拓なのに既存顧客のサービスの改善ばかりをしていても大きく前進するのは難しいでしょう。そもそも新規のお客様に自社を知っていただく仕組みが必要なのですから・・・

 

 

マーケティングリサーチとデータ分析の基本

経営者の方は環境に合わせて自社の動きを変えていかないといけません。

 

ビジョンや戦略は会社の大きな方向性を示すために重要ですが、細かな施策を行うときにはどうしても一定の情報は必要になります。

 

そうはいってもどうやって調査をしたらいいのか・・・ネットで検索するぐらいしか・・・という方にオススメです。

 

ネット調査会社のマクロミルの本部長である中野崇氏が書かれた本です。

 

調査の方法などが書かれていますが、しっかりと読んでいただきたいのが第5章のデータの分析の仕方。

 

どんなに情報を集めてもそのデータからの解釈ができなければ無駄になってしまいます。

 

これから調査をするという方にはオススメです。

 

 

60分間 企業ダントツ化プロジェクト

マーケティング界の第一人者である神田昌典氏の著書です。

 

読むたびに新しい気づきがあるので定期的に読むようにしている書籍の一冊です。

 

多数のマトリクスの使い方が書かれており、読みながら順番にマトリクスを活用するだけで自社の戦略を作ることができます。

 

「戦略なんて作ったことがない」「戦略はない」「戦略って必要?」という方にオススメです。

 

 

最後に

日本一の富豪であるファーストリテイリングの柳井正氏は、読書を通じてビジネスの学び続けているそうです。

 

飲み会や無駄な残業はせずすぐに自宅に帰り読書をしているそうです。

 

他にもたくさんの著名な方が読書の有効性を指摘しています。

 

書籍は1,000円から3,000円程度の誰もが簡単に買えるものです。

 

しかし、その書籍から得るものは非常に大きく時には数百倍もの投資効果を生み出してくれる可能性があります。

 

毎日少しでいいのでご自身のお仕事の分野や興味のある分野について継続して読書をすることをオススメします。

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