「従業員が危機感を持って仕事をしてくれない」

 

このような不満を持つ経営者の方は多いと思います。

 

実際に私が従業員の方に面談をしても、やはりその点は強く感じます。

 

しかし、経営者と従業員で同じ危機感を持つことは不可能だと思います。

 

経営者と従業員は全く違うフィールドで仕事をしています。

 

大事にするポイントも価値観も違います。

 

人によってではなく立場によって変わるものだと思います。

 

実際に私自身で考えると、従業員だった頃と独立をした後では仕事に対する考え方が異なります。

 

 

 

では、どうすれば良いのでしょうか??

 

 

一つの解決策として、「会社の現状を具体的に見せてあげること」「会社の将来を具体的に見せてあげること」だと思います。

 

会社がどんなに厳しい状況だと経営者が言っても、実際にどのぐらい厳しいのかは従業員の方にはわかりません。だって相変わらず経営者の方は飲みに言ったり、いい車に乗ったりしている訳ですから。※人間は急に生活スタイルを変えることができないのでこの点はある程度は仕方ないと思います

 

また「頑張ってくれたら従業員である君にも良いことがあるから」と言われても、どう良くなるのかわかりません。会社が有名になってステータスが上がるのか、給料が上がるのか、休みが増えるのか・・・従業員の方にはわかりようがありません。

 

だからしっかり会社のお金の流れを見せることができる範囲で見せて、どんな素晴らしい将来に向かっているかを具体的に示してあげないといけません。

 

日々の仕事に仕事に追われてなかなか着手できていないかもしれませんが、ビジョン作りや数字の共有は「緊急ではないけど非常に重要な経営者の仕事」だと思います。

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