利益を増大させるためには、粗利益をしっかり確保しながら売上を上げていくことが重要です。

 

売上は「売上=数量×単価」と分けることができるので、利益を上げていくためには数量を上げるか、単価を上げるかしかありません。

中小企業はどちらに力を入れていくのが良いのでしょうか?

 

後者の単価を上げることに力を注ぐべきでしょう。

 

経営の打ち手を考える時に、大企業を参考にしてしまいがちです。

 

大企業を参考にすると、「値引き+数量アップ」という施策に流れてしまいがちですが、これは大企業のような経営資源が豊富な会社が行うからこそ収益が上がる方法です。

 

中小企業が業績を伸ばすためには、基本的には単価アップの方向で打ち手をとっていきましょう。

 

単価アップというと「そんな簡単に値上げはできない」という方も多いと思います。

 

しかし、今の商品やサービスの価格を上げるだけではなく、より質の高い上位プランを作る、または追加販売をする等の方法をとれば単価はアップします。

 

ラーメン屋のラーメンの価格は700円とかですが、海苔や卵等のオプションは50円~100円ぐらいします。

 

オプションを100円つけると単価は14%もアップします。

 

値付け自体を変えるのは難しいかもしれませんが、オプション等の追加サービスを作ったりすることは比較的容易にできるはずです。

 

月替わり等にすれば、どのサービスが良いかをテストすることも可能です。

 

世の中、たくさんヒントがあるのでヒントを探しにぶらっとしてみることをお勧めします。

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