マーケティングの4Pというフレームワークを聞いたことがある方は多いと思います。

 

フレームワークとは考え方のひな型のようなもので、この型にそって考えれば漏れやダブりがなくなるというメリットがあります。

 

4Pとは、価格(Price)、流通経路(Place)、製品やサービス(Product)、販売促進(Promotion)の四つの英単語の頭文字をとったもののことを言います。

 

この中で一番融通が利くのか価格です。

 

流通経路は、店舗など他の流通網を使うにしても自社店舗の用意や他社との話し合いが必要になります。

 

製品やサービスは、現状のサービスを明日からすぐに変えるというのは簡単ではありません。

 

販売促進は、SNSなど無料の販売促進策は時間がかかるし、広告などは費用がかかってしまいます。

 

それらと比較をすると、価格は今すぐに変更がしやすく、それ故に「今だけの割引」「クーポン」「今回の取引は値下げ」などの値下げという瞬発力のある施策として使われがちです。

 

価格の変更は簡単ですが、簡単に下げてしまうと積み上げた利益が消し飛んでしまいます。

 

かといって、1%や2%の値下げでは競争力のある施策にはなりません。

 

値下げをする時には、今後の施策につながるように導線を描いておきましょう。

 

今、値下げをすることによって、今後は単価を上げることができる・・・

 

今、値下げをすることによって、紹介が増えて新規の顧客がアップする・・・

 

今、値下げをすると、リピートをしてくれる・・・

 

しっかりと先々を考えて施策を打っていくようにしましょう。

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