弊社は管理会計導入コンサルティングサービスを提供しています。

ビジョンを作成し、経営数字の流れを把握し、数字を使って会議を行って「時間・人・お金」の問題を解消していくサービスです。

コンサルティング業を行っているとコンサルティングサービスを提供している側にも、コンサルティングサービスを受ける側にも認識を誤っている(あくまで弊社の見解にはなりますが)方が多くいらっしゃいます。

今回は、コンサルティングサービスへの誤解とコンサルティングサービスの定義についてご紹介いたします。

 

■専門分野がある

お医者さんを例にするとわかりやすいのですが、お医者さんは脳神経外科や耳鼻咽喉科などに専門分野が分かれています。

ある一定の基礎はすべてみなさんが学んだ上で、特定の分野に経営資源を絞り込んでいるということです。

コンサルティングも同じで、経営コンサルティングといっても弊社のような管理会計を主としているところもあれば、マーケティングを主としているところ、社員の研修を主としているところとわかれてきます。

「経営コンサルティングってことは◎◎ですか?」と全く違うことを言われることが多くあります。

まだまだ経営コンサルティング業という仕事が浸透をしていないのだなと感じる瞬間です。

逆に言うと専門分野を特定できないコンサルタントには、注意が必要だと思います。

総合病院のような多数の人材を抱えている会社ならまだしも、個人でやっている人が◎◎全般とか◎◎周辺などという場合には気を付けましょう。

 

■言語化できるカリキュラムがある

特定の専門分野に絞っていることに加えて経営コンサルティング業として成り立っているかどうかというポイントは、「言語化できるカリキュラム」があるかどうかだと思います。

主の専門分野に関して「Aをやって、次にBをやって、Cをやって成果を出します」という手順のことです。

この流れの順番を入れ替えたりしながらカスタマイズするとか、この手順の周辺知識がありDというプロセスを加えるとかは必要なことですが、この手順自体がない場合には行き当たりばったりの解決策を提案される可能性があります。

 

私が教えを請うている師匠も「問題の発見ならある程度の知識があればできてしまう。しかし、解決策の提示はそうはいかない。きちんとしたノウハウが必要だ。」と言っています。

弊社でも話を聞いて、こちらのサービスの内容を説明して、お客様のご要望に添えずにお断りすることがあります。

例えば、会社の認知度を上げるためにはどうすればよいか?などの問題であれば、弊社の管理会計コンサルティングサービスでは解消できない、または遠回りになる可能性があります。

コンサルティングサービスを利用しようという場合には、しっかりした手順があるのかどうかを確認するようにしましょう。

 

■八百屋に魚を求める人はいない

すごく極端な言い方ですが、八百屋さんに行って魚をくださいという方はいないのではないでしょうか?

経営コンサルティングサービスも同じで、その専門分野についてお仕事をさせていただくことになります。

「経営コンサルタントなら何でも答えることができるのでは?」と言われたことがありますが、経営理論の一般的な回答はできますが、解決するためのサービスとしては提供することはできないという回答になってしまいます。

以前に割と当時は話をしていた方から「仕事を紹介したいので会いたい」と言っていただき、嬉々として駆けつけたところ「M &Aのお手伝いをしてあげてほしい」と言われました。

よく話をしていた方でもこのような認識になるのだな〜と改めてコンサルティングサービスの内容を認識してもらうことの難しさを痛感しました。

 

弊社サンブレスコンサルティングは、実際に行うコンサルティングの手法をこのウェブサイトで公開をしております。

この手法を見て実践をしていただくこともできる内容になっておりますので、気になる方はぜひご一読ください。

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