最近、ある経営者の方からお話を聞いて、改めて納得したことについて書いていきたいと思います。

 

仕事をしていく上で重要なことの1つとして「信頼関係を醸成すること」があります。

 

お互いに信頼をしているから仕事を任せることができ、仕事を受けることができます。

 

毎回毎回「この依頼をしてしっかりやってくれるだろうか?」「この仕事をしたらこんなクレームをつけてくるのではないか?」などと気を揉んでいては良い結果につながらないでしょう。

 

では、この信頼関係を醸成していくためには何をすべきなのでしょうか?

 

「質の高い仕事をする」

「頻繁に訪問をする」

「良い情報提供をする」

 

信頼関係を醸成するための具体的な方法はたくさんあるので、これらも正解と言えるでしょう。

 

しかし、あなたのお客様はこんなすごいことをしなくてもあなたと信頼関係を築いていませんか?

 

私がある経営者の方から聞いた話から感じた「信頼関係を醸成する」上で重要なのはもっと基本的なことです。

 

・約束を守る

・時間を守る

・嘘をつかない

等々。

 

「約束を守るなんて当然だろ」と思う方もいるかもしれませんが、「後から電話します」と言って連絡が来ないことはありませんか?時間を守るのも当然と思っていながら締め切りを1日過ぎてしまったり、訪問時間に10分遅れたりしていませんか?

 

この小さな積み重ねが信頼関係の土台を作っていくんだと思います。

 

私が聞いた話は、その逆で「電話をするといっても電話をしてこない」「毎回少し遅刻をする」「ちょっとした嘘が多い」などこれらのことが積み重なって「あの人・・・なんか信頼できないから大きな仕事はお願いできない」という話でした。

 

また私が会社員だった時に、あるお客様から私の後輩の仕事ぶりが良いと評価をされていたので、「どんな点が良いのですか?」と聞いたら次のような答えが返ってきました。

 

「彼は、言ったことをしっかり守ってくれるです。締め切り時間であったり訪問時間であったり・・・また資料を送るなど簡単なことではあるのだけどしっかりやってくれます。なんか自分を大事してくれているのが仕事から伝わるんです。」

 

仕事で評価をされている人は、このような小さな積み重ねを大事にしています。あなたはどうでしょうか?

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