コンサルタントという仕事をしていると「どんな答えを持っているのか?」という点を気にする方がいます。
ある問題に対してぱっと回答をする、という感じですね。
しかし、仮にその答えが良い内容でもこれではなかなか結果がでません。
人間は自分が納得をしたことじゃないと動けない生き物だからです。
論理的に「こうすればこの問題は解決するからやりなさい」では「なるほど、確かに理屈は通るけど・・・(やりたくない)」ってことになってしまいます。
だから考え方の枠組みをある一定の答えを出すように手助けをするようにしています。
色々と質問をして、考えるフレームワークを提供して、他社の事例を出して、一生懸命考えてでてくるのが行動に移せる答えです。
そして、この答えが多分間違えています。
間違えたら改善してまた次の答えを出して進んでいきます。
こちらから答えを提供して、いやいや行動して、失敗をしたら「やっぱりうまくいかない」となって止まってしまいます。
このようにならないように自社で考えて自社で取り組みをできる体制を作ることを考えましょう。
それが自社で完全にできるようになったら、コンサルタントに頼る必要もなくなるでしょう。
私が教わっている有名なコンサルタントの方も「やってみて上手くいったら正解、うまくいかなったら改善してまたやる」ということを言っています。
変化が激しい時代だからこそしっかり理解したい言葉ですね。
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