弊社ではWEBでのビジネスの支援も行っています。
元々は管理会計コンサルティングだけを行っていましたが、会議を進めていくとウェブを使った手法に行き着くことが多い(例:WEBアンケートを取る、WEB広告を使うなど)ため弊社で一貫してサービスを提供しようということになり、コンサルティングのご契約をいただいている方に限っていうと、かなり低価格で支援をさせていただいております。
最近では、このWEBコンサルティングのお話だけいただくことも多く、ご紹介いただいている方には感謝しかありません。
しかし、WEBコンサルティングの打ち合わせを始めると多くの方が、「WEBの仕組みは、1回作ってしまうとずっとお金が入り続ける楽な仕組みである」と誤解をしている人が多いようです。
世の中を変えてしまうような新しい技術などであれば、起こり得るのかもしれませんが一般的な中小企業のビジネスのモデルとしてはほぼありえないと言えます。
WEBの仕組み(WEBサイトにしても、広告の出稿にしても)は決して楽なものではありません。それこそ、店舗を出店するのと同じで、主体的に関わりながら創意工夫・トライ&エラーを繰り返して収益化ができます。
収益が上がるとパソコンの前にいるだけで売上が作れている感じになるので、楽なように見えますが、その段階に到達するまで、そしてその段階を維持するのがまた大変なのです。
WEBを使ったビジネスの仕組みのメリットは次の3つがあります。
WEBの3つのメリット
低コストで行える
サーバー代など年間で数千円・数万円で済んでしまうため固定費などコストという面では非常に小さくなります。
コンテンツを作っても、デジタルなデータなのでコピーなどができるのでコストはほぼかかりません。
WEBの仕組みは低コストで構築することができます。
数値化できる
実際に何人がサイトを訪れたのか、何人が購入をしたのか、何人が広告のバナーをクリックしたのかといった行動を数値で把握することができます。
WEBサイトにしても、どこのページまで見られたのか、どの辺りがよく見られているのかなどを確認することができます。
これらのデータのおかげで効率的に改善をすることができます。
商圏を広げることができる
WEBの仕組みは、特定の地域に限定されるものではありません。
あなたが何か動画を作成したり、デジタルな画像などを作って販売をするとしたら全世界に向けて販売をすることができます。
あなたのビジネスの商圏を、一地域から全国へ、全国からアジアへ、アジアから世界へと広げることができます。
メリットを享受するためには地道な積み上げが必要
前述のメリットを享受するためには、事前に調査をし、コンセプトを考え、実際にコンテンツを作り、数値から進捗を確認し、進捗が悪ければ改善し、また数値を見て、それでもダメならコンセプトを見直し・・・と繰り返し繰り返し改善を重ねる必要があります。
弊社が関わった例をご紹介します。
あるセミナー動画を販売をしているお客様の支援に関わらせていただきました。
動画を宣伝するサイトを作り、広告を出稿してスタートをしました。
このお客様は「全部、サンブレスコンサルティングさんがやってくれている」とおっしゃっていますが、そんなことはなく週1回の報告と2週に1回程度の数時間の打ち合わせをして、何が悪いのか、商品の訴求ポイントにズレはないか、今のお客様はどんな人がいるのか・・・などを話し合いをしながら改善を進めてきました。
地道に積み上げた結果、約6ヶ月で弊社への手数料と広告料の倍の売り上げをあげることができ、未だに改善を繰り返しながら継続をしています。
「後は全部、業者にお任せ!」という気持ちで始めるのであれば決して成功はしないでしょう。また次の機会まで待った方が良いのではないでしょうか?
※名詞の代わりとしてのWEBサイト制作であれば、特に前述のようなことは気にしなくてもいいと思います
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