「経営をするって・・・何をすればいいんですか?」

 

経営とは、意思決定をすることということができますが、では具体的に何をすればいいのかわからないという人が経営者の中にも少なくありません。

 

一人会社の場合は、非常に単純で「世の中から必要とされているものを提供する」とことになると思います。要するにとにかく売れるものを売ろうという言い方になるかもしれません。

 

では、従業員がいて社長自身が必ずしも全てをやらないといけないわけではない場合は何をすればいいのでしょうか?

 

この答えは会社の現状によって変わってくると思いますが、実はそんなにたくさんカテゴリーがあるわけではありません。あくまでカテゴリーです。やること自体はたくさん出てくるでしょう。

 

会社の目的である収益を生む流れを図で見てみましょう。

 

 

ここに書いてあるカテゴリーだと8つになります。

 

もう少し詳細に書くと増えるとは思いますが、20になることはないでしょう。

 

多くの会社が行っているのが、一番下の「売上・利益」を追うために一つの上の「価格」を工夫をしたり、「商品」を変えたり・・・ということをしています。

 

もちろん価格・商品・マーケティングなどは重要です。

 

弊社のコンサルティングもこの部分について、「会議体」「管理会計」などの手法を入れて強化をしていきます。

 

しかし、さらに大元を辿っていくと非常に重要なのがその上のカテゴリーです。

 

商品を提供するのは誰でしょうか?サービスを改善するのは誰でしょうか?

 

現場で働く「従業員」です。

 

従業員の成長が非常に重要であり、成長してもらうためには環境整備(研修・就業規則・評価制度・社内規定など)をしっかり行っていく必要性があります。

 

また人材が足りなければ採用をしなければいけませんし、会社に良くない影響を与える人には去っていただく必要があるかもしれません。

 

ここの仕組みづくりは非常に重要ですが、かなり無視をされているカテゴリーでもあります。

 

「評価制度?いやいや、うちみたいな小さい会社には要りませんよ」

「研修なんかしなくても現場で覚えればいい」

「人の採用は雇ってみないとわからない」

「変な人は解雇にすればいいだよ」

 

このような発言をする経営者の方も多いのが実情です。

 

人の評価をしっかりしてあげるのに規模は関係ないですし、成長を求めている人も少なくありません。

採用を勘だけに頼ると会社が混乱するし、解雇なんかを何も準備をせずにすると会社の経営が傾き兼ねません。

 

小さなステップでも良いので少しずつ作っていくことが大事です。

「売上・利益」に近い部分から順番に手をつけていくと良いのではないでしょうか?

※弊社でも労務関係のサービスを検討中です。

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