今日は貸借対照表と損益計算書についてです。

決算書と言われているやつです。

 

この2つの違いって決算書がわからない人にとっては判別がしにくいと思います。

 

昨年儲かったかどうかはどっちをみますか?

 

会社の資産構成はどっちをみますか?

 

 

 

前者は「損益計算書」で、後者は「貸借対照表」ですね。

 

 

 

損益計算書は、1年間の儲けを見るもの。

個人でいうところの年収です。

 

貸借対照表は、会社ができてからある一定時点(決算期)までの資産の状況。

個人でいうところの現金とか土地とか社屋とかのプラスの資産と、借金等のマイナスの資産のことです。

 

どちらが大事か?と言われるとどちらも大事なのですが、「儲けを出す」という点でいくと損益計算書をしっかりと読めるようにするのが良いでしょう。

 

ただここで問題になるのが、損益計算書の数字と実際のお金の流れがずれるということです。

 

損益計算書は帳簿上の数字なので、実際のお金の流れとはずれます。

 

例えば、1万円のものを売ったとします。

損益計算上は1万円の売上で、仕入れ値が7,000円であれば、3,000円の利益になります。

 

わかりやすくするために、販管費とか経常利益とかは考えないでくださいね。

 

通常は、3,000円が手元に残ることになりますが、これが掛け売りだったらどうなるでしょうか?

支払いは3カ月後にしますよ、ってことですね。

 

そうすると3,000円の利益は上がっているのに、手元に3,000円がないことになります。

これが帳簿上の数字と実際のお金の流れのずれです。

 

これでは理解がしにくいでの弊社では、図形を使って実際のお金の流れ=キャッシュフローを理解してもらうようにサービスを提供しています。

 

経営者の仕事は帳簿を読むではなく、経営の打ち手を取ることですから、より分かりやすい方がいいですね。

 

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